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おはようございます、メリです。
フィンランド旅行中に幸せを見つけたのでおすそ分け、意外なところにありました。
◎冬のフィンランドで晴れることは珍しい?
2月の旅行で滞在していた期間は10日間、ヘルシンキに着いた初日からロヴァニエミ滞在期間、ヘルシンキに戻ってきて帰国まであと3日という日まで一度も太陽を目にしていませんでした。
本当に晴れないし曇ってる割に雪も降らないし、パッとしないといえばパッとしない天気。

曇ってても大迫力のヘルシンキ大聖堂
旅行前にフィンランドについて情報を集めていると大体言われるのが「フィンランドの冬って太陽を見るとみんな自慢するらしいで」と聞きました。
夏の白夜と冬の極夜があり日照時間が極端に違うのは知っていたので「 へ~、でも大げさだな 」ぐらいに聞き流して特に気に止めてなかったんです。
ところがです、8日目の朝、カンッピ周辺の宿からシリヤラインの船乗り場を見に行こうと外に出たときでした。
空一面に広がる青い空、雲一つない空から照り付ける太陽で僕の顔の少し出ている部分が日焼けしそうなくらい強く、さんさんと照りつけて眩しいのです。
何ということでしょう!
空が「快晴とはこういうことを言うんだよ」と言わんばかりにただただそこにある。僕は少しの間上を向いて立っていました。
太陽を見たら自慢したくなる気持ちがわかった、心が浄化されるとはこんな気分なのだろうか。
幸せとはこういうことをいうのだ、なぜ生きているのか答えは出ないけどこの瞬間は気持ちが良い。

アラビア工場
昨晩は全く晴れる気配なんかなかったのに、それを覆して雲一つないなんて。
気持ちがまるで詩人のようになっていきます。松尾芭蕉もこんな気持ちだったのでしょうか?
太陽が高く上がらないので、何時になっても清々しい午前中のような雰囲気がず~っと続いていました。
気持ち良く凍りついた道を歩いていたら一面凍ってる海を発見、安全を確認してから中に入りました。

氷の上
こんな僕でも映画みたいに絵になります。

(ポーズを取ったのではなくこれからムーンウォークを始める瞬間)
昨日まで曇っていて晴れてなかった状態から、かけ布団をはがすように雲が消え、太陽がのびのびと出ている状態になる。
まとめ
幸せを感じる瞬間はどんなときも「 無い 」状態から「 有る 」状態になったときに現れると僕は思っています。
ますます便利になっていく世の中では、便利でない状態がしばしば作られ、普段幸せを感じてても忘れてることが多いのかなあって感じました。
本当に大事なものとはなにか。