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おはようございます、 メリ です。

きのこが採れる時期とは真逆の季節になってきました。

それでもきのこは食品売り場にしっかりと並んでいるので、きのこを食べて活性酸素を消していきましょうね。

さて本題。

2月の 渡芬 (とふん:フィンランドへ渡ること)ではオーロラを見ることはできなかったのですが、いざオーロラが現れたときのカメラ設定は理解したので書き留めます。

理解したことによりこんな写真が簡単に撮れるようになりました。

関西国際空港 離陸の軌跡 シャッタースピード30秒

幾度とないオーロラ観測をより良い物にするために参考の足しにどうぞ。

目次

  • オーロラ観測に必要なもの
  • 暗い所で写真を撮るには
  • シャッタースピードの調整機能が重要
  • 実際に撮ってみよう
  • 暗闇での撮影注意点

オーロラ観測に最低限必要なもの

◎機器類

  • シャッタースピードが調節できる機能の付いたカメラ(僕はSONYのα65を使用しています。)
  • 三脚
  • 予備バッテリー×2個あればなお良い
  • リモコン(カメラがタイマー機能付きであればいらないかも、好み)
  • カメラの防寒具(市販の防寒カバーかいらなくなった衣類を巻き付けるなど)
  • 温カイロ2個(カメラの防寒具にくるんで保温するため)

◎自身の防寒(参考、当時-15℃)

  • モンベルのスーパーメリノウール厚手上下
  • ヒートテックシャツ
  • 厚手の靴下
  • ユニクロの裏起毛の付いたパーカー
  • 裏起毛の付いたスエットパンツ
  • 撥水の登山ズボン
  • ネックウォーマー
  • ニット帽
  • SORELのスノーブーツ
  • スノボウェアのジャケット
  • スノボ用手袋
  • カイロをポケットに2個

暗い所で写真を撮るには

スマホなどで夜間の景色を撮ったことがある人ならわかると思いますが、人間の目で見た感じよりも暗かったりブレていたりすることがあります。

最近のスマホやデジカメは高機能になり、暗い所で撮影するときはシャッタースピードが自動で長くなります。

これはカメラ自身が真っ暗な空間で可能な限りの『 光 』を集めるのに要する時間が必要なためです。

なので一生けん命光を集めているときに動くとブレた感じに撮れます。

「 では撮り終わるまでコラえてジッとしてればいいのね 」と思いがちですが人間レベルではほぼ 不可能 です。

又は 三脚 を利用するのが良いのですが、シャッターボタンを押した反動ですらカメラに影響がありブレてしまうので、 タイマー機能 を利用し手で持たないのが一番得策です。

上記「 オーロラ観測に最低限必要なもの 」機器類の欄でリモコンと書いたのはこの為です。

 シャッタースピードの調整機能が重要

シャッタースピードの調整機能が付いたカメラは存分に利用しましょう。(もっと細かい設定は後日記事にします。)

今持っているカメラに調整機能はあるのか、カメラによって調整の仕方はまちまちなので説明書を読むかネットで型番を検索して調べます。

何となく設定の仕方がわかれば後は実践あるのみです。コツをつかみましょう。

「 絞り 」 露出 」の調整はそんなに気にしなくて良いと思います。現に僕があまり気にしていないので。

秒数の設定を色々と変えて撮り比べてみると良いです。失敗しても残り枚数を気にせず次の写真を撮れるのはデジタルのありがたいところ。

実際に撮ってみよう

  1. 三脚にセットしカメラの電源を入れる
  2. リモコンをつなぐ場合はリモコンをつなぐ、もしくはタイマーをセット
  3. マニュアルモードに切り替え
  4. シャッタースピードをとりあえず5秒に
  5. 撮りたい景色にピントを合わせる、真っ暗でピントが合わせられないときは適当に合わせて撮ったのを見て調整。
  6. シャッターを押す
  7. ...待つ。
  8. 撮れ具合を見てシャッタースピード、ピントを調整する
  9. 再び撮る
  10. 8と9を繰り返す。

これだけです。

極寒の地で撮影するときは体が冷えるので 貧乏ゆすり などをして体温の低下を防ぎます。

いきなりぶっつけ本番もいいですが、近所などで練習してみて下さい。普段とは違った景色にウットリすることでしょう。

以下の写真を参考にどうぞ。

 

シャッタースピード比較 上:10秒 下:30秒

シャッタースピード比較 上:10秒 下:30秒

 

 

暗闇での撮影注意点

  • 他の人のカメラの前に立たない、通り道でカメラを構えない
  • ライトを照らすときは周りの人に断りを
  • 極寒で冷えたカメラをいきなり温かい部屋に持ち込まない、温度差によりカメラの精密内部に霜が付いてしまいカメラがダメになってしまいます。

 

以上大まかな撮影方法でした。

普段見ている景色と違う感じで撮れることにより感動が出てくると思います。

お気に入りの1枚を撮ってみて下さい。

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