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こんにちはメリです。

フィンランド北部の極寒地、北極圏であるロヴァニエミに行ったときに「これはあって良かった!」と思うものを忘れないうちにメモ。

参考に、僕が北極圏へ行ったのは2月上旬のロヴァニエミ、その時の最低気温は-15℃、僕は寒がりでも冷え性でもないです。

では紹介していきます。

・スノーブーツ

足元は絶対に冷やしたくないですね、体の全部が足に乗ってる事実は変えようがなく、足元のコンデションが悪いとテンションが下がります。

流行りやデザインにこだわらないならアウトレットで十分。

ここまで本格的なものを関西の冬で履くと足に汗をかくと思います。なので日本で履く予定がないならアウトレットでダサくても安いのを調達しましょう、去年モデルでも温かさは本物です。

写真は『 SOREL 』のスノーブーツ、来冬に北極圏へ行く予定があるなら冬のシーズン前よりも春~夏の安い間に購入がおすすめ。

つま先が冷え性の方は靴用のカイロと併用してみて下さい。

・保温のアンダーウェア 上下

写真はモンベルの『スーパーメリノウール EXP』なかなかのお値段がしますが温かさは本物。

もしくはユニクロで有名なヒートテックが知名度高いと思います。ユニクロではこの冬『ヒートテック ウルトラウォーム』が出ました。目印は箱に入った商品です。

試着できるなら色々なメーカー物を着てみることをおススメします。温かさも大事ですが、着て動いているうちに肌に触れている部分が『かゆく』なってくる場合がありますので、その部分も含めて着心地の良さを選ぶポイントにしてみて下さい。

・スマホ防寒セット(防水カバー、ミニタッチペン、首から下げれるストラップ)

これも大変活躍しました。首から下げれて防水で守られてタッチペンで操作が楽。

首から下げる目的は、外出中は手袋をしていることが大半になります。ポケットからスマホを出すときにスルスルと滑って落とす確率『 大 』です。そしてスマホを収納するのは基本的に『 肌 』と服の間です。

極寒の地でスマホが冷気にさらされるとすぐに電源が落ちてしまう症状が出やすくなります。写真を撮るなりしたらそののまま垂らさずに肌に密着させ体温で保温しましょう。

タッチペンも大活躍します。最近はスマホが操作できる手袋が出回ってますが、細かい操作はまだまだやりにくいです。わざわざ手袋を外してスマホを操作する必要がないように。

・温カイロ

これは便利というより必須です。冬でも汗をかく人は別ですが冷え性でない僕でも重宝しました。

四角いタイプ以外にも靴用もおすすめ。

僕は腰にひとつ、ジャケットの左右ポケットに各ひとつずつ、ジャケットの内側に二つ忍ばせていました。

・スキーウェア

家にある物で対応、ということでスノボウェアやスキーウェアを持っている人はわざわざ新たに防寒用のジャケットを買わずに持っていきましょう。

「恥ずかしくて街でこんなの着れない」っていう人!北極圏は日本でいう『 街 』って言えるほど人がいませんのでご安心を。

・手袋、ネックウォーマー

これらも必須。手袋なしで歩くなんて自傷行為、ポケットに手を突っ込んで歩くのも危ないです。地面がカチカチに凍っていて滑ることがあることを念頭に置いてください。

ネックウォーマーも大活躍です。首元が出ている出ていないだけで耐寒温度に雲泥のが出ます。マスクと併用すると温かさ倍増です。

この記事に載せていないですが『 ニット帽 』も必須です。冷気に頭がさらされ続けると危険です。帽子の生地が薄くてもしないよりはマシ。

・モバイルバッテリー、充電ケーブル

気温がマイナスになる世界ではスマホの充電はすぐに減っていきます、知らない地で連絡手段が途絶えることのないよう管理しましょう。

容量も値段も様々、毎晩宿に帰って充電できる状況なら『 5000mAh 』で十分だと思います。この要領で2回充電できるくらい。(写真は13400mAh)

『スマホ モバイルバッテリー』と入れて検索するとヒットします。

「モバイルバッテリーを用意したから安心」と思ってよく忘れがちなのが携帯の充電器。覚えているうちに一緒に入れておきましょう。

・S字フック 数個

これ?ってなると思います。

S字フックは外出用ではなく帰ってきて濡れたものを干したりするのに便利です。基本的に北欧の宿は常時暖房が効いてるようなので干しておけば一晩で乾くこともあります。

ハンガーの本数は宿泊施設によって限りがあり足りないことがほとんど。もし旅先で使わなくてもかさばる物ではないので常時スーツケースに入れておいて損はないです。

ちなみに僕はキッチン付きの宿に泊まった時に、手拭きを掛ける道具として役立てました。

・ジップ付き袋(小)数枚

これはカバンを持たない男子におすすめ。

僕は海外では防犯も兼ねてカバンを持たずに手ぶらで行動するのが好きなので、湿りやすい紙幣を入れるのに使っています。

他にもスマホの防水用に応用したり濡れたら困る物を入れるのに役立ちます。

・折りたたみバッグ

お土産を買って帰る人には重宝中の重宝です!

寒い地域へ行くときはどうしても 衣類 の荷物がかさばります。かといってお土産用にもう1個スーツケースを持っていくもの大変。男は力があるから何とかいけても女性には重労働。

そこで意外と頑丈でお役立ちなのがこのバッグです。

衣類や多少ぶつけても平気なものをこのバッグに入れ、壊れては困る物を頑丈なスーツケースに入れて飛行機の預け荷物に放りこみましょう。ジッパーが勝手に開かないようにゴムや小さい針金で縛っておきます。(空港の係員がチェックのために中を見ることがあるので鍵をかけるのは良くないです)

まとめ

以上これらは極寒の地で防寒の手助けをしてくれるツールとなるでしょう。

体温のほとんどは筋肉が動くことによって発熱します。

しっかりと布を体にまとうものいいですが、オーロラ観測のように『 じっ 』として体を動かすことがないときは貧乏ゆすりなどをして、体を小刻みに動かして筋肉を動かしましょう。

周りの人に「落ち着きのない人だなあ」と思われるのが嫌か体温を高めて快適に過ごすかですね!

僕は日本で「こういうのは恥ずかしい」とか「こういうのは機能性が良いけどかっこ悪い」という考えを持っていました。だけど、本当に優先すべき順位が変わったとき、オシャレなんていうのはもしかして贅沢なのでは!?と感じました。

もう3月で北極圏も気温が上がり、ここまで装備する必要があるかわかりませんが、世界の天気予報で調べて『-10℃』を下回るようであれば役立ててみて下さい。

では気を付けて行ってらっしゃい!

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