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おはようございます、 メリ です。
オーロラ観測をしたときの様子をメモ。
曇りの日が続きオーロラを見ることはできなかったけど、次回行く時の為とロヴァニエミでオーロラ観測をする予定のある人達の参考になったらいいなと思います。
ちなみに記事のメイン画像に映っているのはオーロラではありません。
ロヴァニエミ
ロヴァニエミの位置をおさらい

66°33’00”より上のゾーンがオーロラベルト
moimoi号
予約
自宅を出発する 3営業日前 まではネットで予約ができ、それ以外は現地で予約ができます。
現地での予約は サンタズホテル サンタクロース( Santa’s Hotel Santa Claus )のエスカレーターで二階、ホテル入口付近にイルカの絵と「moimoi号」と書かれた看板があると思います。
恐らく館内に入って迷うかもしれませんが必ず二階にあります。受付は日本人の方がやってくれるので日本語で「いついつのモイモイ号の予約をしたいです。」といえばオッケーです。
大人は85ユーロ、子供は42ユーロ、現地での支払いはユーロかクレジットカード。二回目以降は約30%引きになります。軽食付き(めちゃくちゃおいしいソーセージ等)
ちなみに館内でトイレを借りようと思ったら従業員専用しかないらしく、借りれなかったので気を付けてください。
集合
完全防寒備になり サンタズホテル サンタクロース( Santa’s Hotel Santa Claus )へ集合、ホテルの正面玄関から入ると中で受付をしている日本人の方がいます。当時は男性でした。※予約をする入口とは異なる

集合場所の正面入り口
時間になると日本語で説明が始まるので指示に従う。その後バスに乗り込み。一緒に参加している他の方も全員日本人だと思います。
現地に向かう車中で日本人ガイドの方がオーロラ観測の秘訣や注意事項、オーロラのメカニズムを説明してくれます。
いよいよ観測
走ること30分、外灯のない真っ暗な道をバスは走っていきます。そして観測地点のソンカヤルヴィ湖(Sonkajärvi)へ到着し現地フィンランド人ガイドの二人と合流します。
オーロラ観測をしながら休憩をするための『 コタ 』と呼ばれるお洒落で可愛らしい小屋にまずは案内され再度説明を受けます。
観測中は極寒の中に身を置くので、体が温まるように『 グロッギ 』というベリー系の風味がなんとも香ばしいホットジュースを頂きました。
そして心の準備ができた人から湖のほとりの観測場所へ移動、カメラを使う人は三脚などを設置しドキドキワクワクしながらオーロラを待ちかまえます。
観測時間は2時間(9時~11時まで)、天気予報では数日先まで「曇り」の予報だったので正直期待は半分でした。しかし、いつ雲の切れ間ができてオーロラを見れるチャンスが訪れるか分からないのが人生!いやっ、オーロラ観測です。
心を無にしてず~っと夜空を見上げては、冷えてきた体を温めるように貧乏ゆすりをしたりその場で足を上下にジタバタしてみたり。「そろそろコタで休憩しよう」と思うのですが、いつ急にオーロラが見えるかもしれないという考えの葛藤が起きます。
ガイドさんが「もし見えたら呼びに行きますよ」という言葉に甘えあきらめてコタへ。僕の目的はなんてったって『 マッカラ(makkara) 』と呼ばれるソーセージ、軽食のサービスとしてついてくるので一本無料で自分で焼いて食べれます。
ガイドさんに従って「 チェーンジ 」と言ったらヒックリ返す、また「 チェーンジ 」と言ったらヒックリ返す。
その地でその時にしか味わえない美味しさを機会があればお試しあれ。
食べ終えてから再度観測開始しましたが、一向に雲が晴れる気配がなく時間がきて観測は終了。
コタに全員集合しフィンランド人のガイドさん二人にお礼のあいさつ「キートス モイモイ」と言いバスに乗って集合したホテルへ。
解散時にロヴァニエミ市長のサイン入りの『 オーロラ観測証明書 』をもらいました。
子供のころからの夢だったオーロラを見ることはできませんでしたが『 オーロラ観測をする 』という貴重な体験をしたことは宝になりました。
オーロラを見に行く決心が無ければオーロラ観測も体験できてないのだから。とか言いつつもまた行くつもり満々なので全然悔しくないんですけどね~。
そもそもオーロラとは?
オーロラとはいったい何なのか!?ですね。まるで神秘な神様の贈り物のような感じですがちゃんと理屈で説明ができるようです。
僕は科学者ではないのでわかっている範囲で説明すると、太陽からプラズマである『 太陽風 』が発せられ、それが地球に向かってきます。(それはそういうものだと飲み込んでください。)
以下の絵のように
太陽から太陽風が波のように押し寄せてくるわけですが、地球は地球で北と南にかけて磁気によるバリヤーを張っているので簡単に入ってこれないような仕組みになっています。
しかし、北極と南極へは垂直に入って来れるみたいで、このエリアに入り込んだ太陽風が大気中の分子や原子とぶつかりオーロラのような光を放つそうです。
単純に太陽風がたくさん地球に向かって飛んでくればそれだけ鮮やかなオーロラが見れる事になるが、その代わり地球では太陽風の影響で電気系統や時期系統に目に見えて乱れが生じるそうです。
太陽風は平均4日地球に到達するので「強い太陽風が出た!」と分かったらすぐにオーロラベルトに飛んでいきましょう。もちろん晴れることを願って。太陽風がどうなっているかは『 宇宙天気ニュース 』のサイトからリアルタイムで見れます。
ということは、太陽風さえ吹けば年中オーロラが見れるのでは?本当にその通りなんだそうです。
しかし、オーロラベルト付近は夏の夏至を中心に一日中明るい時間帯が多くなります。太陽の光ほどオーロラは強い光を放たないのでやはり暗い時間の多い冬の方が見れるチャンスが多くなるということです。
特に秋は晴れる日が多いようで、真冬の極寒の時に行かなくてもまだ観測しやすいんじゃないかと思います。
次こそはオーロラを絶対に見たい!!!!!!!