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こんにちは メリ です。

きのこを凍らせて食べよう

鍋やバーベキューで買い過ぎて余ったり、スーパーの安売りで大量に買ったけど食べきれないきのこは凍らせて食べると良いです。

その利点として、
  • 長期保存ができる
  • きのこの栄養をあますことなく引き出せる

長期保存ができるのは劣化を遅らせることができるので利点の一つです。

もう一つの利点『 きのこの栄養を余すことなく引き出せる 』というのもしっかりとした理屈があります。

缶ビールや缶ジュースを凍らせると中身の 水分 が膨張し、缶が破裂するのは知っていますか?

実はその原理を利用してきのこの栄養を引き出します。

きのこも人間や植物と同様に細胞が集合して作られています。どんな生き物でも細胞の中には水分が 約70% を占めていてきのこも例外ではありません。

スポンジのようにフワフワに(fluffy)に見えるきのこでも水分をしっかりと持っているんですね。

そして、その水分が含まれた細胞の 壁 はきのこの場合すごく柔らかく凍らせるだけで壊れちゃうんです。これを

『 細胞壁破壊 』といいます。

なので!

凍らせたきのこを解凍するとすごくいっぱい水分が出てくるのがわかります。きのこの栄養が存分に引き出された証拠です。

解凍したえりんぎから出てきた水分

これ捨てたら駄目ですよ!

おすすめの調理方法は、
  1. 調理する大きさに切る
  2. 一回に使う量ごとにラップか袋に分け凍らせる
  3. 調理に使うときは解凍せず凍ったまま入れる

きのこはすぐに溶けて火が通りやすいのでわざわざ溶けるのを待つ必要はなく、「あと一つ材料を足したいな」と思った時に冷凍庫から取り出して入れれるのも便利です。

きのこの栄養が存分に引き出せるということは、うま味成分である天然の味の素「 グアニル酸 」もたくさん出てくるので美味しさも倍増です。

うま味成分と言えばカツオだしの「イノシン酸」、昆布だしの「グルタミン酸」がありますね。

ぜひやってみて下さい。

きのこはヘルシー?

きのこには『 食物繊維 』が豊富に含まれていることは有名です。

植物でもないのに食物繊維がたくさんてなんか不思議な感じ。

きのこをカロリー計算すると100gあたりで20~200 kcalだそうです。

参考サイト👉click1 カロリー Slism

参考に(100gあたり)
  • 白ご飯 350 kcal
  • ラーメン 440 kcal
  • ケーキ 800 kcal
  • ハンバーグ 250 kcal

一日に人間が消費するカロリーは何もしなくても1200~1800?消費するそうで、単純に一日に消費するカロリー量を上回るカロリーを取れば『 太る 』という考えですね。

食べるものの質を無視すればカロリー的にはきのこはまるで神様のような 低カロリー!

僕は消費カロリーを気にして食べる主義ではないのですが、消費カロリーの観点からしても良いのは嬉しいです。 

そんな考えも良いですが、僕的にはやっぱりキノコが持つ

『 活性酸素阻害効果 』

活性酸素阻害効果は体をむしばんでいく余計なものを除去してくれます。

どんなに良い食べ物でもそれを受け入れる体ができていないと十分な栄養も吸収されないし美しくもなれない。

ダイエットする前にまずは体づくりを。

傷ついた体をメンテナンスするために毎食にきのこを入れてみて下さい。継続が大事です。

テレビでトマトが良いとかバナナが良いとか流行りに振り回されないように自分の体は自分でしっかり管理しましょう。

健康的に体に良いからと言って摂りすぎも禁物ですよ。

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