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こんにちは、メリです

僕は難聴で生まれたから人の話が聞き取りにくく、コミュニケーションが苦手であると知らぬ間に決めつけ、現在37歳まで生きてきました。それは音が届いていてもうまく聞き取れない事を理由に別の部分の良さを伸ばしてきました。

僕らは生まれた時からそもそもうまくいかないことから始まっている

産まれたての赤ん坊が最初から喋れるわけでも歩けるわけでもない。無我夢中で周りの人がやっていること見て学び、できるように何回もトライしたはず。

初体験でもうまくいったことは過去に似たような経験があったり、ゴールまでの形はどうあれたまたま結果がついてきたという事が多い。

テニス経験者がゴルフをやるとうまかったり、二か国語を話す人が三つ目の外国語の習得が早かったり。

「生きる」ということは一生をかけた壮大なゲームであり、「できない」「初体験」に対して楽しんでチャレンジすることこそ生きることの本質だと思う。

色んなことをクリアしていくゲームのように「駄目なら次の手を、これでも駄目ならこれはどうか」と果敢にチャレンジしていくことに比べて、リアルな世界と違うのは感情がより強く感じられることと匂いや感触など体感を得られることだ。

リアルな世界はとてもスリリングでリセットが押せない分、達成したときの喜びは計り知れない感動が待っている。

点数

学生の頃のテストでは低い点数を取るとネガティブな思考のまま終わって再チャレンジすることなく次の勉強が始まることがほとんどだった。分からなかった所はどんなふうに改善すべきか、次につなげるにはどうすべきかは教えてもらっていない。そのまま成長して社会に出るとなると厄介だ。失敗したときにどうすれば良いかわからないから。

間違ったことや失敗することに本来は点数なんか付けられないはずで、いくら知識を増やしたところで将来に有効に使えないなら、学生で過ごす時間はもっと有意義に役に立つことに時間を割いて時間割を組んでほしかった。

点数をつけることで客観的な指標があらわになる。よって人の目を気にする人が必然と増える、点数で自分自身の価値が決まるわけではないのに。

生まれた家庭環境や個々の性格により、人には人の考え方があるように各々問題の解決策も変わってくる。世界人口は現在約70億人、70億人の人が違う「うまくいく」やり方を見つけられる。

もし、正解が一つしかないならまったく面白くないゲームだ。

周りが言うことは真実か?

「時間は過去から未来へ」「物は上から下に落ちる」という一見正解が一つしかないように思えても、実際のところどうだろうか。未来から過去に流れているかもしれないし、地上が上に上がっているのかもしれない。

同じ黄色が他の人には青色に見えてるかもしれない。僕らは単純に見えているものを信じすぎだ。見たこともない事を授業で習ってそれが真実だとも思っている。

まず信じるのは自分で見て感じたこと。新しいことへ踏み込んだり、失敗に対して再チャレンジすることに本来は勇気なんかいらないはずで、邪魔なのは周りの目を気にする自分自身の考え方だ。

子供の頃自転車に乗る練習をした時でも無我夢中だったし、コツを掴みさえすれば後は継続して乗ればさらにうまくなる。コツを掴めば楽になることは頭のどこかでは分かっているはず。

となれば大人になって挑戦したいけど躊躇するのは、コツの掴み方がわからないだけですよね。手っ取り早いのは誰か味方に付けるか、多少の授業料を払ってでも教えてくれる人を探すほうが良い。

おススメは、まず一人で試行錯誤してやってみて、それでも壁に当たってばかりになったときに教育者を手に入れることを考える。最初から教育者に頼ってしまうと一から学ぶことになり、苦手分野を集中的に効率よく伸ばすやり方ができなくなり時間とお金を浪費してしまう。しかし一人でやった分、点と点がつながって線になって「ㇵッ!!」とひらめきやすい。

大人になった今では点数で評価されることもないから他人からとやかく言われず本当はやりやすいはず。

コンビニのレジに並んで物を買うとき、お金の渡し方が46点とか、車のアクセルの踏み出し方が89点とか言われることもない。とりあえず欲しいものが手に入れられたら良いし、安全に目的地に着けばミッションクリア。

最終的に自分の思ったことが達成されれば良い。

達成できないなら、自分なりに苦手と思われる所を細分化してみる。誰かに聞くのではなく自分でやることが肝心。見つかった苦手な所を一つずつ達成してみる。それができたら今度はまた一まとめにして再チャレンジ。一回目より進歩が見られれば大きな自信につながってもっとチャレンジしたい欲が出てくる。最初は慣れないかもしれないけど自分のものにすれば今後大きく進化を遂げやすくなる。なかなか超えられず何とか考え抜いた末の成功は例えようのない快感。

チャレンジしているときが一番楽しい時なんだと気付くはず。

 

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